プラスチックは、汎用性、耐久性、コストパフォーマンスの高さから様々な分野で活用されており、食品分野では生鮮品、惣菜、冷凍食品等多岐にわたる包装容器として利便性に寄与、また、自動車・電子部品分野での精密部品等の搬送容器として省力化、自動化に貢献している、軽くて丈夫でありながら安価である素材です。
しかし、プラスチックは分解に何百年もかかるため、環境中に残留し、野生生物や生態系に害を及ぼす可能性、時間経過により微細化されたマイクロプラスチックの摂取による健康被害の懸念が指摘されておりますが、プラスチックの特性から、現代社会には必要不可欠な存在であることは間違いありません。
プラスチックの存在が悪ではなく、この利便性の高い素材と如何に共存していくかが重要です。
当社はプラスチック製品のプロ集団として、お客様のニーズにあわせ、環境と安全に配慮した素材の選定、3Rを意識した製品提案を行う事で、持続可能なプラスチック循環社会の実現に貢献することが使命であると考えております。
また、当社グループでは、リサイクル原料・セルロースを使用したバイオ原料など、未来を見据えた原料の開発から手掛け、当社が生産する未来の包装パッケージにより、環境負荷軽減に対応でき環境に優しい物つくり企業を目指し、日々挑戦を続けてまいります。
代表取締役 松川 行宏